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電磁気学を教えるとき,4.2 の段階でとどめるか,
4.3 の段階まで行くかは,
配当学年によるであろう.全体を同じ調子で統一しなければならないから
大仕事である.
4.4 の型の証明をすることは,物理の講義では,まず無いであろう.
しかし数学の講義では,ベクトル場の曲面積分を (7) 式で
考える限り,その方法による電磁気学へ応用に関して,少しでも
触れておくことは必要であろう.教育の見直しも,一部を手直しすると,
全体に影響が及ぶ.したがって,いい加減な論文を書くよりも,
多くのエネルギーが必要となる.日本では,研究に比べて教育を軽視する
傾向がみなれるのは,嘆かわしい.教育は多大なエネルギーを要する
創造的な営みであることを認識し,それを評価する体制作りが急務で
あると,日頃から考えている.
今回も,情報通信工学科の澤田士朗助教授に大変お世話になった.
Shiro Sawada
平成12年4月25日